自然界の壮大な命のつながりを、知識では知ってはいるものの、その調和などすっかり忘れて生活し
何か違う日常の問題にとらわれてはいないだろうか。
10年近く続けてきた食育活動を活かして、東北の被災地復興支援として、私に何か出来る事はないだろうか。
権威や資格の集まりでない、心意気のある、本当の知識ある支援実行部隊を集めたい。
過去を慰めるのではなく、未来を支える援助がしたい。
子供達の輝く未来を約束する為に出来る事。
私達、日本人の体質は何処で作られたのか。
生命として生きて行く為に、一番大切な事で出来る事は何なのか。
日本の発酵食は、日本の気候風土から生まれた傑作。
日本人には、日本人の栄養学がある。
現代医療のほとんどは、西洋医学であることを忘てはならない。(決して、否定するものではありません)
生命は、「死ぬまで生きる」。そう、プログラムされている。
だから、自殺はあり得ない。
味噌は、人間の体内システムを上手く調和させ、食習慣の問題を解決する、 薬で言えば、まさに上薬。
全ての食品の栄養価を発揮させる事も出来ると言われています。
しかし、現代人は速効でなければ、納得しない。
生活習慣の中で起こった体の不調は、生活習慣で解決出来る。
日本人は米が主食であるという事。
欧米のパンは副食。
それすら、日本の食生活の場面では認識されない。
日本は原爆の被害国でありながら、その目覚ましい復興の歴史を作り上げてきた。
ところが、高度成長時代を過ぎてみれば、自殺者は増加。
うつや引きこもりの子供や成人が溢れ、寝たきりの人口はうなぎ上りに増え続け、多くの病院施設がある中で、ベッド数が足りないという現実。
生活習慣病という、単なる生活習慣の間違いが病と呼ばれ、人は自分の体調や考え方すら自分でコントロールする事が出来なくなってきている。
生活習慣は、家族のあり方です。
その、ごくごく基本は食生活です。
かつての家庭の食事は、家族が作る、家族のための食事だったはずです。
大切な人に元気でいてほしい。
「おいしい」と言ってもらう事も大事だけれど、元気に生きてほしい。
本当に大事な命を繋ぐ食べ物を、大人も子供も、ありがたく囲んでいたはずです。
人は、何のために生きるのですか?
自分のやりたい事をするために生きるのですか?
いつも誰かのために、その笑顔が見たいから。
喜んでくれる相手がいるから、頑張れるのだと思うのです。
本当の食卓力。
それはきっと、かつて私達がほんの少しの時代経験したことのある、あのサザエさんの食卓。
コンビニ弁当やスーパーの惣菜が並ぶのではなく、ご飯の炊ける匂いや、まな板の音でお腹がグーっと空いてくる。
お手伝いは当たり前の家族の食卓。
キレイな日本人プロジェクトリーダーがお伝えしたい、
「本当の食卓力」
日本の未来のために、被災地の0からの復興で、土も農業も変えられるかもしれない。
これを、未来への希望に変換しなければ・・・・
そして、この活動に踏み切った。
現在、放射能汚染を非常に心配されている日本国土。
日本だけに留まらない状況下で、人として、自然界に対し、どうあるべきなのか。
ご想像いただけるかと思います。
私達約30名のプロジェクトリーダー達がお伝えしているお味噌づくり。
ここに、日本、地球の未来を見据えた、
本当の生命エネルギーとなる、食の力を練り込んでいただきたい。
そして、きっと、みそ汁が人類を救う。
そんな話題が広がる。
私達の活動目的はここです。
よく間違われるのですが、単なる、
味噌づくり推進団体ではありません! (^^)
by 毛利涼子
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清水利江 (木曜日, 22 1月 2015 10:39)
食の大切さを痛感しております。この時代、なんでも手に入るという錯覚がありますね。本当に体に良いのかどうかは、宣伝文句を鵜呑みにしてはいけないのですね。確かな情報をもとに自分で判断できることが大切。よい文化の発信源としてよろしくお願いいたします。
毛利涼子 (土曜日, 24 1月 2015 22:06)
清水様、いつも応援ありがとうございます。
ぜひ、ほうれんぼう様でも本格味噌造り、全国から参加者募って発信しましょう。
協会でも参加呼びかけ、共に本当の食卓力の輪を広げたいと思います。