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お辞儀は民族の姿の証だった

【お辞儀は民族の姿の証だった】

日本で開催されるオリンピックでさえ、違う国の民族衣装がコスチューム化され、お辞儀も当然その姿に合わされていく事に違和感を覚えた人も多かったかと思います。

日本の男性は武士道から、刀の鍔を押さえ、目線を落とし急所の頭を相手に向ける事で敬意を表する姿勢をとったと言われるようです。歌や踊りのように理に適った形が自然発生的に起こったものでしょうから、まさに日本人らしい解釈だと私は思います。

女性は着物ですから自然に頭を下げ、自然に手が太ももにかかるような挨拶でした。

私は、35年間小中学生の生徒指導にあたり、面接準備をしてきました。

私が高校入学の際、やはり面接指導を学校で受けた際も、以下の写真のように手は自然に太腿の上と教えられました。

表千家のお茶のお稽古でも、山野流の装道、そして剣道のお稽古でも同じでした。

これらを学ぶ場で肘を張るお辞儀には出会った事はありませんが、お辞儀一つにも、日本人の美徳が込められているという認識は今いったいどこで学べば良いのでしょう。

暮らしの中に日本の美しさを感じていたいと思います。

キレイな日本人プロジェクトとは、そういった暮らしの中にある美養礼法を紐解き集めたものです。

※分かりやすく美しい写真がネットにありましたので、使わせていただきました。

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