毛利 涼子
伝統美養塾 食卓和文化継承士
美養ライフスタイリスト
一般社団法人 伝統美養食育推進支援協会 代表理事
現代人の最大の問題は過食と不規則な生活。夜遅くの過食と慌ただしい食生活で、昼夜の明確な区別をなくしていることが大きな要因となり病気を生み出しています。体の不調は本来の身体機能を取り戻さなければ解決しません。私たちは、その人にとって一番美しい心と体を取り戻す習慣をお伝えしたいと思います。
全ての生き物には、それぞれの種にその身体機能美が備わっている。野生の動物に肥満だとか高血圧、糖尿病といった人間の現代病というものは存在しません。野生のシマウマの肥満は、想像するだけで美しくないはずです。
体質や遺伝のせいにして、病院や薬に頼る生活に疑問を感じることはないでしょうか。いつかどこかで変異した遺伝子だとしたら、今ここからリセットできることはしておきたい。「先天の気」は潔く受け継ぎ、その人自身の知恵と努力によって「後天の気」を新たに目覚めさせ、しなやかな健康と美しさを手にする。それがファスティングの力です。
腸の健康から血液の健康へ。病は血液中に発生して、血液によって癒される。自らを現代病にしない努力が必要な時代なのです。
ファスティングを知って、1回目、2回目はまさにチャレンジで、ひどい頭痛に1日目、2日目に襲われあえなく断念。3度目はインフルエンザにかかって食事もできない状況になったことをきっかけに、ファスティングドリンクを水分として摂取。高熱が出ているにもかかわらず、辛くなかったことが印象的でした。3日目に熱が引くと、途端に元気に起き上がり、いつもなら咳き込みがひどく長く続くはずなのにスッキリとしていたことも驚きでした。この際、7日間のファスティングにしようとドリンクのみで7日間を過ごしました。7日目に出会った友人の驚きの表情は固まったまましばらく口を開かなかったのをはっきりと覚えています。そして出た言葉が、「整形した?」。
吹き出しながら説明した記憶がよみがえります。
それ以来、15歳から20年近く苦しんだ花粉症がすっかりなくなり、テニス肘と言われる痛みと膝の関節炎にもサヨナラすることができました。風邪をひくたびに声が出なくなり、咳き込む日が長く続くという年に数回の恒例の行事も消えました。歯医者以外の病院にかかることも無くなりました。
身長164センチ、体重は常に変わらず49キロから50キロ。
スタイルはさほど変わらず、一番ありがたいのは不調がないこと。
高齢の両親も身の周りの家族も皆、病院にもかからず、元気で過ごしています。
本来の生物としての生き方に近い生活をすることで、プチ不調は生活の黄色信号サインとして受け止め、その原因を取り除くためのリセットを自分で仕掛ける。そうすることによって体本来の機能を取り戻すことができることを感じていただければと思います。
おかげさまで、自分の実体験と、1000人近くのみなさまとのファスティング体験を共有できていることが、とても役に立っています。
一般社団法人 分子整合医学美容食育協会認定
・ファスティングマイスタープロフェッショナル
・ファスティングマイスター学院 日テレ通り支部長
一般社団法人 日本肥満予防協会認定
・肥満予防管理士
・ダイエットアドバイザー